活動休止を選択したグループを
長い間応援してきた経験から、
今回の出来事はとても衝撃的で
あの時を思い出すような、
複雑な気持ちになる発表でした。
外野な私が語れることはありませんが、
(完全な外野ではないつもりだけど)
今回、三宅の健ちゃんのラジオを聞いて
想い溢れてたまらずに
キーボードを叩いている次第です。
V6さん。
V6兄さん。
嵐にとっては永遠の先輩で憧れで
眩しい青春時代が詰まっている
近い距離で嵐を可愛がってくれる
かけがえのない6人のお兄さん。
嵐がV6兄さんと会えば、
途端に後輩キャラになるのが好きでした。
嵐は、20周年のツアーを長いスパンで行い
そのツアーの中間地点で、
活動休止の発表がありました。
2020年が終わるその日まで
まっすぐに駆け抜ける想いを
ファンの前で伝えてくれました。
今思えば、このコロナ禍が招いた情勢が
あの時でなくてよかったと思うばかりです。
私にとって三宅の健ちゃんは、
(嵐がいつもそう呼んでいたので
ついつい癖になっててマジごめん)
嵐の先輩として長く見てきた姿もありつつ、
今の推しである佐久間くんが愛する
大切な先輩となりました。
いつもまっすぐ、正直に思いを伝えてくれる
「THE アイドル」の人だと思っています。
今回放送された、健ちゃんのラジオ。
舞台で地方公演中、その合間に
直に声を届けたい、
その想いにまず感動しました。
健ちゃんが語る1つ1つに、
嵐が語っていた想いと
リンクするものがありました。
「発表になることが怖かった」
智くんが、5x20のオーラス挨拶で
涙ながらに語った思いと重なります。
どんな反応があるのだろうか、
どんなことが巻き起こるのだろうか、
世間への影響力は
想像力を遥かに超えます。
長い年月をかけて
話し合ってきた彼ら。
方向性を見出し、
1つずつ進み始めると共に
発表になる日が近づく恐怖。
やはり、想いを伝えられた側は
とてもショックで悲しくて
絶望しかなくて。
この未来を選択した彼らの
長い年月と思いの丈を
気に掛けるほどの
余裕がありませんでした。
納得できる形の答えを見つけるまで、
ファン自身も年月がかかります。
そしてこの猶予期間も
ふと彼らの選択に想いを馳せて
時に前向きになったり、
時に感傷に浸ったり、
迫りくるその時に怯え、
感情のジェットコースターが
日々巻き起こります。
今回の健ちゃんのラジオは、
発表があってから
ラジオに届いたメールを読んだ上での放送。
誠実すぎるほどの誠実さ。
移動中にファンの皆さんのメールを読んで
泣いてしまったと正直に語ってくれました。
健ちゃん自身が誰よりも
V6のファンであるからこそ。
悲しい人、受け入れたくない人、
気持ちを受け入れてくれる人、
色んな人がいて当然で、正解は何もない。
その時の感情に任せていけばいいという想いは
とても優しさに溢れていました。
想いを伝えてくれれば時間の限り
メールを読むという健ちゃん。
優しいね、優しい。
寄り添う気持ちが痛いほど沁みる。
こうやって発表の後に
声を届けてくれる「フォロー」は
ファンにとってとても救いです。
嵐の場合は、日曜の17時に公式発表があり
その翌日のZEROで翔さんが生放送で
活動休止について語ってくれたことを
思い出しました。
あの時、どれだけ救われたか。
長い間話し合ってきたからこそ、
簡単に語れることではないでしょう。
それでも、
今の率直な気持ちを聞きたい
彼らの言葉が欲しい、
そう思っていました。
少しでもそこから希望を見出し
少しでも前に進める力が欲しい。
「嵐を宝箱に閉じ込めたい」
翔さんもこう語っていました。
「一番きれいな形で大切な箱にしまえる」
健ちゃんが同じように語っていたことも
今の自分にとって、
とても刺さる一言です。
ファンは、応援している人のことを
とてもよく見ています。
(脅しているわけじゃないっす)
ちょっとした気持ちの変化を
何気ない言葉の節々で感じ取る
不思議な能力が、少々あります。
だからこそ。
まっすぐに誠実に
向き合ってくれていることも
ちゃんとわかります。
健ちゃんは、V6が大好きで優しくて
とてもファン想いの人であることが
今回のラジオの語りで
痛いほど伝わってきました。
40歳近くなると、1人の人間として
人生を見つめる機会は増えるでしょう。
この先の「アイドル」としての生き方。
そして「1人の人間」としての生き方。
同じ世代を生きる者として、
その考え方を否定することはできません。
永遠なんてものは
存在しないのだから。
アイドルを応援しているからこそ
学んだこともたくさんあります。
良いことも、悪いことも。
やっぱり寂しいです。
嵐の活動が見られないことが。
悲しくて寂しいから、
曲も映像も今はまだ見れません。
いつもそこにいた存在が
ふと消えてしまった現実を想うと
ただただ切なくなるばかりです。
だからこそきっと、
スノの眩しい世界に
逃げていると言われれば
そうなのかもしれないとも思います。
ぽっかり空いてしまった心の穴に
色々な偶然が重なって、
ストンと落ちたこの沼の不思議な魅力は
寂しさを埋めるどころか、
大きな幸せを与えてくれたから。
エンターテイメントは
人を笑顔にすること。
ジャニーさんの想いを
しっかりと汲み取っている健ちゃん。
残された期間もみんなと
楽しい時間を過ごしたい。
嵐もその日まで全うすると
伝えてくれた思いに、
当初は気持ちがついていけませんでした。
すぐに前なんて向けなかったから。
きっと、V6さんも色んな機会で
ファンに想いを語ってくれるでしょう。
そうやって少しずつ少しずつ
彼らの想いに触れながら、
ファンの皆さんが
しっかりと気持ちを込めて
その日まで歩んでいけますように。
外野のようで外野ではない立場から
ほんの少しだけ、想いを届けます。